主語が三人称単数の場合の否定文
主語が三人称単数の文というところで基本的な形(肯定文)は確認しましたが、ここでは「否定文」について説明していきます。
主語が三人称単数の場合には一般動詞に「(e)sをつける」ということでした。
例)肯定文
「Mike gets up at six every morning.」
(マイクは毎朝6時に起きます)
これを否定文にするとどうなるか?
ポイントは、
これです。上の文を否定文にするとこうなります。
例)否定文
「Mike doesn't get up at six every morning.」
(マイクは毎朝6時に起きます)
Mikeの後ろに「doesn't」が入って、その後ろには「get」と動詞の原形が続いています。
これはどういうことか、もう少し詳しく見てみましょう。
do と does
主語が「I、you、複数」の場合には「does」などは使わず「do」でした。
この「do」と「does」はどういう関係かというと、
三単現の(e)sのつけ方は三単現のsのつけ方のルールで説明しましたが、「o」で終わるときには「es」をつけるという決まりでした。
これが関係しています。例文を使って説明します。
例)主語が三人称単数ではない場合
「I don't(do not) walk to the station.」
(私は駅まで歩いていきません)
この場合「I walk to 〜.」という文を否定文にするために「don't(do not)」を入れています。
例)主語が三人称単数の場合
「He doesn't(does not) walk to the station.」
(彼は駅まで歩いていきません)
今度の例文では「He walks to 〜.」という文を否定文にするために「doesn't(does not)」を入れています。
ここまでは問題ないと思いますが、下の例文でなぜ「does」が使われるのかというと
「walks」のsが否定文で消える代わり、「do」に三単現のsが移った。
「do」は「o」で終わっているので「es」がついて「does」になった。
ということなのです。