動名詞の例外4 前置詞の後ろは動名詞
動名詞の例外4「前置詞の後ろは動名詞」
動名詞の形:「動詞+ing」
訳し方: 「〜すること」
前回までで
例外1 後ろに動名詞しか取れない動詞
例外2 後ろに不定詞しか取れない動詞
例外3 動名詞と不定詞で意味が変わる動詞
という話をしてきました。
今回は例外の最後「前置詞の後ろは動名詞」の解説をしていきます。
前置詞の後ろは動名詞
今回の話は大変シンプルです。
次の例文でみてもらえればわかるように前置詞の後ろには動詞は入れられないので動詞を動名詞の形にしてあげるというものです。 be good at 〜 (〜をするのが得意) 「at」という前置詞の後ろは動名詞にするので「singing」となります。
(彼は歌を歌うのが得意です)
be interested in 〜 (〜に興味がある) これも「in」という前置詞の後ろなので「making」と動名詞になっています。
(私はケーキを作るのに興味があります)
もう少し詳しく
なぜ前置詞の後ろは動名詞になるのかというと、もともと前置詞というのは「名詞の前に置く詞(ことば)」という意味なので、後ろには名詞がないといけないのです。
例1) I was surprised at the news.
(私はそのニュースに驚きました)
「the news」は名詞なので前置詞の後ろにそのまま続ける。
例2) I was surprised at hearing the news.
(私はそのニュースを聞いて驚きました)
例2の文ではニュースを「聞いて」というように「聞く」という動詞の意味を入れたいので「hear」を使っています。
そうなると「at」という前置詞の後ろにそのまま動詞を続けることができないので「hearing」という動名詞に変えます。