不定詞の副詞的用法(原因)とは?
不定詞の3つ目の用法、副詞的用法です。
副詞的用法はさらに2つに分かれますが、そのうちの「原因」という使い方の説明をしていきます。
これまでに説明してきた、その他の不定詞が分からないときには下のページも参考にしてください。
不定詞の名詞的用法
不定詞の形容詞的用法
不定詞の副詞的用法(目的)
不定詞の副詞的用法(原因)
形: 「to + 動詞の原形」
訳し方:「〜して」
不定詞の副詞的用法(目的)」では「〜するために」という使い方を説明しましたが、ここではもう一つの副詞的用法である「原因」(〜して)を解説していきます。
不定詞の副詞的用法の(原因)という使い方はそれほど数が多くありません。いくつかのパターンしかありませんのでそれらを紹介しましょう。
1 be glad(happy) to 〜
(〜してうれしい)
2 be sad to 〜
(〜して悲しい)
3 be sorry to 〜
(〜して残念)
4 be surprised to 〜
(〜して驚く)
不定詞なので当然「〜」の部分には「動詞の原形」が入ります。
これらの表現が代表的ですのでまずは上の4つを頭にいれておきましょう。ではこれらを例文を使ってみてみます。
1 I was glad(happy) to get a letter from you.
(私はあなたから手紙をもらってうれしかった)
2 She will be sad to know the truth.
(彼女はその真実を知って悲しむでしょう)
これは未来形(willの後ろ)なので「be」という形で使われています。
3 I'm sorry to know that he passed away.
(私は彼が亡くなったと知って残念です)
ちょっと例文が難しいかもしれませんが考え方は同じです。
「be sorry to」で「〜して残念」その後ろには「know」(〜を知る)という動詞が続き、that以下は「彼が亡くなった」という意味になっていますので上のような訳になります。
4 Tomoe was surprised to hear the news.
(ともえはその知らせを聞いて驚きました)
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