by以外 受動態

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byを使わない受動態とは?

byを使わない受動態

 

 

ここまでで受動態の作り方・使い方の基本は理解できたと思います。
次に「byを使わない受動態」についてお話します。

 

 

これまでは受動態の最後に「by〜」をつけて「〜によって」と『誰によってされたのか』を明示してきました。

 

 

ここではその「by」を入れない受動態をつくります。
「by〜」というのは誰によってその動作がなされたのかを明示しているのですから、それをいう必要のないときは言いません。

 

 

ではいう必要のないときとはどんなときでしょう。
それは「言わなくても分かるとき」と逆に「一般人みんなをさすとき」です。

 

 

「言わなくても分かるとき」は当然いちいち言わなくていいよ。ということになりますし、「一般人みんなをさすとき」は具体的に誰なのかはいえないからです。例文で見てみましょう。

 

 

 

1 The store is opened at nine.
(そのお店は9時に開店します)

 

 

受動態なので「is opened」となっているのはよいですね。
問題なのはふつう最後についている「by〜」がここではないということです。

 

 

お店を開けるのは誰でしょう?

 

 

当然お店を開けるのは『お店の人』です。

 

 

通りがかりの人は勝手に開けません。(笑)
このように誰によってといわなくても分かるときはいちいち言わないということです。

 

 

 

2 English is spoken in Australia.
(英語はオーストラリアで話されています)

 

 

今度の例文でも「by〜」がありません。今回はなぜでしょう?

 

 

1番と同様に「オーストラリアに住んでいる人たちみんなによって」と言わなくても分かるからとも考えられますし、「オーストラリアにいる一般の人々」を指しているからとも考えられます。

 

 

いずれにしてもいちいち言わなくても察しがつくから言わないといえますね。
詳しくは中学英語の勉強法 byを使わない受動態にも出ています。

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