不定詞の名詞的用法とは?
まずは不定詞の名詞的用法についてお話します。
不定詞の名詞的用法とは次のようになります。
不定詞の名詞的用法
形: 「to + 動詞の原形」
訳し方:「〜すること」
不定詞は「不定詞とは」でも解説したように、英語で言うときの形は一つですがその使い方が何種類もあります。その中の一つが「名詞的用法」です。例文を見てみましょう。
<不定詞の名詞的用法の例文>
1 I like to swim in the sea.
(私は海で泳ぐことが好きです) ←慣れたら「泳ぐのが好き」と訳す。
2 Sam wanted to go to Kyoto.
(サムは京都に行きたかった)
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「行くことを欲した」というのが元の意味だがこれでは日本語が変なので
「want to 〜」は「〜したい」と訳す。
3 John began to watch TV.
(ジョンはテレビを見はじめた) ←見ることを始めた。
4 It began to rain last night.
(昨夜雨が降り始めました) ←「降ることを始めた」とは訳さないように。
5 She tried to pass the exam.
(彼女は試験に合格しようとした)
「try to 〜」は「〜しようと(努力)する」という意味
このように不定詞の名詞的用法は「〜すること」という意味になることが基本で、日本語訳がおかしくなるときには調整していけばよいです。
あとはもっとたくさんの例文を音読して基本的な形を覚え、自分で言いたいことはどうなるのかを考えていくとよいでしょう。